crocciブログ

書きたい事を独断と偏見で書いていますので、正しくないと思われる事も多々ありますが、そう言う風に思う人もいるのかと寛容な心で読める方だけお読み下さい。

ADAは何が凄い!のか。

あくまで私が個人的にADAのここが凄い!と思っているとこですが。

ハスケルと言うプログラミング言語でつくられている。

・複数のレイヤー層で構成されている。

・上記2点により、柔軟で拡張性が高い。

量子コンピューター耐性を考慮している。

・査読(ピアレビュー)され、学会に論文も受理され学術的に大きな信頼を得ている。

・CARDANO自体の対応が非常に良い。

ざっとあげるとこんな感じです。

専門家でも無い私が答えるよりは調べた方が得る物が多いと思うので詳細は割愛しますが、
それってなんなの?って、聞かれた時に困るかもしれないので、なんとなくごまかせる程度の説明だけ記載しておきます。

ハスケルと言うプログラミング言語でつくられている。

まずは、なんと言っても数あるプログラミング言語の中でも難解で非常に安全性の高いハスケルと言う言語を用いて構築されたブロックチェーンである事ですよね。

ハスケルは最も安全なプログラミング言語の1つで、プラットフォームに非常に堅牢なセキュリティを追加しますとの事です。

多くの優秀な数学者や技術者がいる、IOHKだからこそ成し遂げられたんだと思います。

・複数のレイヤー層で構成されている。

そして次に複数のレイヤーで構成されている事ですね。
それによって単一レイヤーだとハードフォークしたりと色々面倒な事が、柔軟に対応できうるわけです。

レイヤーとしては以下2つが主な物かとおもいます。
Byronと呼ばれる、最初のエディションであるCardano Settlement Layer(CSL)

続いてCardano Computation Leayer(CCL)

ざっくり説明が載っていますが、 (https://cardanofoundation.org/ja/protocol/

CSLCCLの両方が同じコンセンサスアルゴリズムを共有し、CSLは数あるアカウントを保持し、一方のCCLは次世代のスマートコントラクトを実行する中で個人を断定しコンプライアンスを補助します。

実際は各層にどこまでの役割と容量があるかは分かりかねますが、簡単に言うとCSLがメインの層で会計台帳となり、ADAの送受信などが可能です。

CARDANO財団のホームページに、ビットコインが今の時代に設計され構築されたとすれば、まさにこのCSLレイヤーと近いもの(ADAの方が優れている)になっていたでしょうと書いてある様に、ざっくりですが単一レイヤーだとこの部分しかない感じです。

続いてのCCLERCトークの様に独自のトークンを発行する為であったりAML/KYCといった様々なコンプライアンス部分にも個別にカスタマイズ対応できる層って感じです。

他にもCSLCCLをリンクするKMZサイドチェーンと言うのもあり、重要な柔軟性と拡張性を考慮された仕組みだと思います。

書いてきました様にこれによって、安全で拡張性の高い柔軟なブロックチェーンが実現され、
当初はオンラインゲームやカジノが主な用途の様でしたが、今の状況では通貨とプラットフォームとして非常に優れた効果を発揮するのでは無いかなと思います。

堅牢且つ柔軟で拡張性があるので、様々な事に活かせるブロックチェーンです。

量子コンピューター耐性を考慮している。

詳細は省きますが量子コンピューターの進化で、今ある多くの暗号通貨のセキュリティとなる部分が役に立たなくる可能性があります。

そうするとその暗号通貨は無くなってしまう可能性もあります。

そこももちろんCARDANOは考慮していて、
多くの基礎的な部分の向上を目指す次のエディションであるshellyでスマートコントラクトレイヤーのインフラストラクチャーや、
量子コンピューターを考慮した署名方式についても考慮し、対応を講じている様です。

・査読(ピアレビュー)され、学会に論文も受理され学術的に大きな信頼を得ている。

専門家による評価や検証の学術研究に基づいて構築される最初のブロックチェーンプロジェクトです。

と謳っている様に、
カリフォルニア大学サンタバーバラ校で行われた37年の歴史と権威がある、一流の国際暗号会議であるCrypto 2017に論文も受理され、
IOHKのチーフサイエンティストがCardanoのPoSシステム(ウロボロス)のプレゼンテーションを行いました。

フォーブスに取り上げられたのをチャールズがツイートしてましたね。


あとこちも英語の記事ですが参考にどうぞ。


ここには第15回応用暗号・ネットワークセキュリティ国際会議(ACNS2017)でも、IOHKの別の論文査読されていると書いてあります。

他にも最も審査の厳しい協議会である、IEEEのSecurity and Privacy Conferenceへ成果を報告したなんて話もある様です。

その他にもハスケルを使える技術者は少ないのでその育成の為に、サマースクールを行ったり


ウクライナのイベントにも出席


最近ではマイクロソフト・グーグル・NASAと同じく、ソフトウェア工学に関する国際会議であるASE2017のスポンサーにもなりました。

これも以前のブログで貼った、チャールズのツイッターリンクおいときます。


その他にもネクサス会議で講演など、学術的アプローチに余念が無いです。


・CARDANO自体の対応が非常に良い。

最後に対応について。

販売代理店の対応は良い所も悪い所もありました。

また、CARDANOが出してくるニュースレターも頻度と内容が乏しく、正直そこには不満がありました。

しかし、上場前後にかけての対応は本当に素晴らしい限りです!

開発に力を入れていて、ホルダーへの対応がイマイチだったけどメインネットリリースと言う一区切りがついたところで、今度は上場した際にホルダーが困らない様に注力し始めた様な感じです。

恐らく、メインネットリリースまではハスケルでのブロックチェーンとそれに関わる様々な難解な物以外に向かう余裕はそんなに無かったのかな?と思ってしまう位の対応です。

スラックでは担当の宮武様が丁寧真摯に回答してくれ、みんながローンチが遅れて不満を持っているとチャールズにきちんと伝えてくれて、
結果、チャールズ自ら出演する1時間近くの説明の動画(日本語字幕有)を作って対応してくれました。

上場前にはBittrexの口座の作り方(日本語字幕)の動画を作成して下さり、上場後はスラックにいきなり増えた外人の参加者に、交代で質疑応答を本当に長い時間マメにしており、
日本ではヘルプデスクを立ち上げ、全国を回って皆様に様々な説明とフォローしている、、、

そんな暗号通貨聞いた事無いです!

今日はチャールズから感謝のコメントもスラックにあがっていました。
まだ始まりにすぎませんが、本当、無事に上場まで来れて良かった、おめでとう!&ありがとうございます。

14日にはローンチイベントがありロードマップ発表予定。
更にはBittとCryptopiaにも上場予定とこの後も様々なニュースが出てくるので、投資的にも、そしてブロックチェーンが作る未来にもわくわくしてます。

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全部読んで頂いた方、長々とお付き合いありがとうございました!